非認知能力とは?⑥|他者信頼(他者を信じて安心して関わることができる力)

近年、教育現場では学力だけでなく、子どもの意欲や自己理解といった非認知能力が注目されています。
今回はその中でも、他者信頼について紹介します。人は一人ではできないことでも、周囲の人を信じて任せたり、支え合ったりすることで大きな力を発揮できます。人を信じて関わることは、安心して挑戦したり、新しいことに取り組んだりする土台にもなります。
他者信頼とは、「この人なら大丈夫」と思って任せたり、助け合ったりできることです。
人と関わる中で信頼関係が生まれることで、協力したり役割を分担したりすることができるようになります。
例えばリレーでは、前の走者が次の走者を信じてバトンを渡し、次の走者が後ろを振り返らず走れるのは、「きっと大丈夫」と相手を信じて任せているからです。

他者信頼を育てるための一工夫

子ども同士が役割を分担して取り組む活動を取り入れてみましょう。例えば、グループ活動や係活動などは、相手を信じて任せたり、協力したりする経験につながります。自分の役割を果たしたり、人に任せたりする経験を通して、少しずつ信頼関係が育っていきます。

大人は結果だけでなく、「任せて取り組めたね」「友達と協力できたね」といった言葉で、信頼して行動できたことに目を向けてあげることが大切です。

※非認知能力を数値化し教育現場で活用できる検査を当社ホームページでも紹介しています。

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