非認知能力とは?⑧|意欲(自ら目標を持ち、挑戦しようとする力) 

近年、教育現場では学力だけでなく、子どもの意欲や自己理解といった非認知能力が注目されています。
今回はその中でも、意欲について紹介します。意欲とは、「やってみたい」「やってみよう」と自ら動き出す力のことです。
学校生活では、さまざまな場面で行動が求められます。その中で、誰かに言われて動くのではなく、自分から一歩踏み出せるかどうかが大きな違いになります。
例えば、生徒会選挙の立候補の場面。周りが少し様子を見ている中で、真っ先に手を挙げる。その瞬間、場の空気が少し変わります。
結果がどうなるか分からなくても、まずやってみようとする行動。この一歩が、経験となり、自信へとつながっていきます。意欲が育っている子どもは、新しいことにも前向きに取り組み、挑戦する機会を自らつくっていきます。また、自分なりの目標を持ち、継続して努力する姿が見られます。

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意欲を育てるための一工夫 

子どもの意欲を引き出すためには、「やらせる」のではなく、「やってみたい」と思える関わりが大切です。例えば、「どっちにする?」と選択肢を与える。「やってみる?」と背中を軽く押す。「面白そうだね」と興味を肯定する。

といったように、本人の気持ちを起点にした声かけが効果的です。小さな「やってみよう」の積み重ねが、主体的に動く力を育てていきます。

※非認知能力を数値化し教育現場で活用できる検査を当社ホームページでも紹介しています。

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