
近年、教育現場では学力だけでなく、子どもの意欲や関係性構築といった非認知能力が注目されています。
今回はその中でも、レジリエンス(困難や失敗から立ち直る力)について紹介します。
学校生活では、テストで思うような結果が出なかったり、友達関係で悩んだりと、気持ちが落ち込む場面は少なくありません。大切なのは、「落ち込まないこと」ではなく、そこからどう立ち直るかです。
レジリエンスとは、失敗や困難に直面したときに、気持ちを立て直し、もう一度前に進もうとする力のことです。一人で抱え込まず、誰かに話を聞いてもらったり、少し時間をおいて気持ちを整理したりすることも、その一つです。また、「次はどうすればいいか」と考えることも、前に進むための大切な行動です。すぐに切り替えられなくても構いません。少しずつでも前を向こうとする経験の積み重ねが、レジリエンスを育てていきます。
レジリエンスは、失敗しないための力ではなく、失敗しても前に進み続けるための力です。
目次
レジリエンスを育てるための一工夫
子どもが落ち込んでいるとき、すぐに励ましたり、解決策を与えたりするのではなく、まずはその気持ちに寄り添うことが大切です。そのうえで、「どうしたら次はうまくいきそう?」「もう一回やってみる?」といった声かけを通して、子ども自身が次の一歩を考えられるように促します。
また、小さな成功体験を積み重ねることも重要です。「できた」という実感が、再び挑戦しようとする力につながります。
※非認知能力を数値化し教育現場で活用できる検査を当社ホームページでも紹介しています。
